最近は、コワーキングスペース タネマキ の方で、記事を更新しています。@uetsuhara でも気になったニュースや記事など流してます。良かったら覗いてみてください。
読了目安 1分58秒photo credit:Ignis – Wikimedia Commons
今朝の朝刊で、京都に「わたしのしごと館」なるモノがあることを知りました。いわゆる公共事業や天下り云々で問題になっている施設です。
少し前にも、総額数千億かけて作られたグリーンピアがたったの50億円程度で売却され、話題となりましたね。ここも赤字垂れ流しで、いずれそうなる可能性があったとかあるとかないとか。
「私のしごと館」は、毎年10億円超の赤字を出し続けており、政府は民間委託を通じて経営改善の成否を判断し、今年12月に存廃を決める。
「私のしごと館」19億円で民間委託、節減5億円 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
とりあえず、民間に委託して、その後の運営成績によって施設の存続が決まるようですね。それにしても赤字10億って、お役所さまはぬるくないですかね。優秀な人財が集まり過ぎると、こうなるのでしょうか。ちなみに、建物の建設費用は581億円だそうです。
自分としては、もし施設を廃止することになれば、施設の解体費もかかることですし、そのまま負の遺産として遺しておいてはいかがと思うのですが。
ずさんな仕事をするとこうなるぞ、と見学ツアーでも組めば(あまり行きたくないけど)いかがでしょう。反面教師の役割くらいにはなるのでは?また日本の現実や、人間の本質を垣間見ることが出来るツアーとして人気がでるかもしれない。(たぶんでない)
それはさておき、新聞の記事を見ていて思ったのですが、公共事業などで施設を建てる時にも、前回のモノを大事にするための5つの考え方がこじつけられる当てはまるのではないかと。
- 本当に必要か
- 不動産に見合うモノか
- モノに名前や愛称をつける
- 気に入ったものを選ぶ
- 安物は買わない
ちょっと改変して、
- 本当に必要か
- コストに見合う施設や事業か
- 多くの人に愛される施設か
もちろん、そんなことは分かっていても、恐らくこれからも無駄な施設や道路、ダムなどが造られてゆくのでしょうが。一部の人たちにはお金になりますもんね。どうしたらいいんでしょうか。公共事業監視組織とかなのかな。